福島県福島市の福島地方裁判所は、強盗・強制性交の罪に問われた福島市の無職・渡邉真也被告(39歳)に懲役9年の実刑判決を言い渡した。 判決によると、渡邉被告は今年3月、福島県福島市の路上で10代女性にナイフのようなものを突きつけ「騒いだら殺す」などと脅し、性的暴行を加えた上で現金1万円を奪った。 きょう(12月7日)開かれた裁判員裁判の判決公判で、福島地方裁判所の三浦隆昭裁判長は「強烈な脅迫の上で直接的なわいせつ行為に及んでいて非常に悪質」と指摘。 その上で「さらに逃げようとした被害者を捕まえて連れ戻し、その後1万円を奪っていて精神的苦痛は大きい」と強調した。 検察側の求刑は懲役10年。