大国の思惑

古川 勝利  報道されない事実

相変わらず嫌韓輩達の韓国デスりネタばかりのようですが、「報道されない事実」韓国、中国叩きストレス発散する事しか能がないネトウ以外のまともな論客者の方々。
昨日のハノイでの米朝首脳会議が何一つ合意出来なかったのは何故だと思いますが?
北朝鮮金正恩委員長がしたたかだとか思ってませんか?
金正恩委員長は長旅までしてハノイで来たから、いくつもの合意を取りつけ、署名にサインする気まんまんでした。
しかしトランプはまったく受け付けなかった。
それどころか、下手したら休戦している朝鮮戦争も再開する可能性がある。
そんな事を半島や東南アジア、アメリカ国内の有力な情報を知る立場にある同級生が、夜中自分自身のTLにアップしていたので、以下シェアします。

「米国の本音」

米国や英国が、ずっと世界の中心にいれたのは、どの国よりも「戦略的」だからです。

今回、米朝首脳会談は「不調」に終わりました。通常、両国の事務方が何度も打ち合わせをして、合意文書を作り、首脳は単にデモンストレーションとして合意文書にサインをする、
これが世界の常識です。

さて、今回、米朝首脳会談にあたり、合意文書のすり合わせは出来ていなかったのか?文章は事前に作成されていなかったのか? もし、そうならば、わざわざ「キム委員長」は列車でベトナムまで来るわけがありません。ある程度の内容のすり合わせが終わり、「後はキム委員長がトランプ大統領に直接会って言えば、トランプ大統領が了解するはずですよ。」と米国から言われたはずです。それを示す記事がこれです。
https://jp.reuters.com/arti…/us-nk-summit-talksidJPKCN1QE0G8

つまり、「うまいこと」言って、おだてておいて、テーブルに座らせ、「脅迫する」。これが白人のやり方です。食事の時までもナイフを持っている人種と、箸を使う人種の違いです。

今回の「脅迫」はなんだったのか? 米国CIAが把握している北朝鮮内の「核施設関係情報」を見せることです。北朝鮮が「ここは絶対に米国にはバレてないだろう」と思っていた場所全てが米国が把握していることを北朝鮮に示すことが、今回の米国の狙いであり、「脅迫」です。

北朝鮮が「米国に譲歩するようにと強く依頼してくる」ことは、米国は十分理解しています。ホワイトハウスは「トランプ大統領は譲歩するのでは?」というリークまでして、北朝鮮を安心させ、「期待」を持たせ、北朝鮮をテーブルに着かせました。そして世界中が見守る中で「脅迫」したのです。施設の情報を見せることは、「隠してもムダよ~、全施設を1時間以内に破壊できるんだよ~」と言っているようなもの。

そして、「脅迫」した後に、こう言ったはずです。
「本当に米国は貴国と戦争はしたくないんです。仲良くしましょうね」と…。

北朝鮮が「完全非核化」を約束すると、北朝鮮は完全に米国の「子分」になるようなものです。資金は日本が北朝鮮の外債を受けます。
「非核化」を約束しないと、「制裁」がきいてきて、どんどん北朝鮮経済が悪くなります。そうすると、北朝鮮内部でクーデーターの可能性が出てきます。
北朝鮮がまた挑発を始めると、米国は「待ってました!」と戦争をおっぱじめます、マジで!

北朝鮮が完全非核化を約束する=朝鮮半島終戦宣言=トランプ高い評価、米国が支配。
北朝鮮クーデーター等の内乱=米軍参加=トランプ非常事態宣言発令
北朝鮮と戦争開始=トランプ非常事態宣言発令

上記の三つのどれを取っても、トランプ大統領の選挙に大きくプラスになります。
トランプ大統領が絶対に大統領選挙で勝つのは③であることが、少し怖くもあります。

米国の近代史の戦争を見れば、全てが当てはまります。

日本と米国の歴史を簡単に言うと、
日露戦争(1904年開戦)前、英国と米国は「ロシア帝国」の南下政策を「うざいな~」と思っていました。で、ルーキーだった日本に対して、「金はある程度貸してやるけん、ロシアば叩かんね~」と、12億円ほどの外債を引き受けてくれました。(当時の日本の税収が2.5億円程度ですから、とんでもない金を英国と米国は貸してくれたことになります。まもなく韓国で「三一独立運動」の100周年がありますが、日本をあれこれ言うなら、英国と米国にもあれこれ言うのが正しい歴史です。日本に朝鮮半島を抑えさせるために米英は金を貸しているわけですから。)

そのことで日露戦争に勝った日本は、朝鮮半島南満州などの地域を抑え、米国もきっちり利権を得てます。 満州事変後、日本が満州国を建国。すると中国が必至で米国でキャンペーンを展開し、「日本、すか~ん、米国にもっと利権やるよ~」と始まり、ついには国際連盟において、「満州は、日本のものじゃなかとよ~。リットンさんと調査団が満州に行かして、満州は日本のものじゃなか~って言いよらす」。と、国際連盟で決議されました。(これも米国がしかけた戦略です)

すると日本は、「ふざけんな!」と国際連盟を脱退します。その時日本は常任理事国なのに脱退したので、世界は驚きましたが、米国は「しめしめ」と思ったはずです。
日本軍の真珠湾攻撃の第一報を聞いた米国のルーズベルト大統領は、「よくやってくれた!」と戦争の口実を作ってくれたと日本の奇襲を喜んだといわれてます。

「期待」を持たせ、「テーブル」に着かせ、「脅迫」する。
相手が降参するか、「立ち向かって」くるか、どちらも米国にとっては「プラス」なわけです。

これが「覇権国家」のやり方です。 最初から「取る」か「潰す」しか考えていないのが「覇権国家」です。

そもそも、最初から「北朝鮮」なんて米国はあまり気にしていません。最初から問題なのは中国です。米国はついに中国に本気で「仕掛けて」きました。これで中国は「身動き」が出来なくなってしまってます。そうしておいて、じっくりと「朝鮮半島」を米国は料理するのです。いつものように・・・。

今回の米朝首脳会談の不調を受け、韓国の文大統領がまた張り切って「僕、頑張りま~す!」と始まると思います。そうやればやるほど、韓国は「ドツボ」になる仕組みになっています。
ここにきて、やっと韓国政府も「日米同盟の恐ろしさ」が分かってきたようです。

「歴史は繰り返される」。今の朝鮮半島情勢は、日露戦争前夜によく似ています。
当時のロシアと中国が入れ替わり、日米も入れ替わりました。米国が前に立っていますが、巨大な資金は日本が出します。大国たちの「利益」が一致し、大国たちが、その民族、国を「愚弄する」感情が高まった時、「こと」は起きます。巨大な資本が、「武器」に代わるか、又は外国債として支配するか?どちらが「費用対効果」が高いのか?覇権国家とって、朝鮮人が死のうが死ぬまいが、それも手段にしか過ぎません。現に、朝鮮戦争に中国が参戦した際、マッカーサー及び軍部は、米国政府に、北京を含む朝鮮半島北部に、原子爆弾8個の投下を進言しています。長い人類の歴史において、大量虐殺をするのはいつも白人なのです。

朝鮮半島もろとも作戦」を考えている米国にとって、日本国民の感情が、その作戦に近いものでなければなりません。米朝首脳会談の不調に対して、安倍首相の「冷静さ」を見れば
推測できるように、かなり日米は連携していたことが分かります。

私たちは、どちらにしても近々、朝鮮半島問題の歴史的「イベント」を見る事になると思います。ちなみに、朝鮮半島で有事が起きた際、日本で一番危険な場所は、九州北エリアと沖縄です。その時は東京にお越しくださいませ。私がお世話致します(^0^)/

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6315579